お母さん、毎日、怒っていますか?
どんなに穏やかそうに見える女性であったとしても、お母さんは子供のことが気になるもの。日々、怒ってしまいますよね。
そして怒った後には自己嫌悪。反省会を毎晩自分の中で繰り広げている方は多いのではないかと思います。
かくいう私もそのひとり。
そんな日々に終止符を打ちたい!ということで、今回はどのような対処法があるのか、リサーチし、自分も怒らない母になりたい!!と、少し考えてみましたので、ご報告させていただきます。
目次
怒る理由っていったい何?
なぜ、母とは子供に怒ってしまうのか…
「怒らない子育て」というのが、今や、もてはやされていますよね。
でも、そんなことできない… それは、なぜなのか。
1つは、距離が近すぎるというところですよね。
子供と母は、子供が小さければ小さいほど、距離は近いし、気になる存在。
着替えやトイレでもたつこうものなら、「もっと早くできないの?」
食事を食べるのがモタモタしたり、少ししか食べてくれないと「早くして!」「今日お昼まで何も食べられないよ。お腹がすいちゃうよ」「大きくなれないよ」
身支度に時間がかかっても、「早くして!先に行っちゃうよ」
寝なくても、こっちがつかれてきて「もう寝るよ!!」と電気を消して泣かれたり。
とにかく急かしていますね…(;´Д`) 日々、うちではこんな様子です。
逆に急かされることもあって。お腹がすいたときや、急にこれが食べたいってなったとき。
戦いごっこをしたいとき。
後は、休日出かけるときとか。私が一番遅かったり。
早くして!!をやり返されます。
まあそれはいいか(笑)
とにかく、反射で怒ったりしがちなのです。これがよくない。
怒鳴らない、怒らない方法8つ。
1.一呼吸置く。別室などに行き、我を取り戻す。
2.子供がなぜこんなことをするのか、理由を考えてみる
3.イライラが起こる前の感情「その時そうされて、私はどう感じたか」を、
子供に素直に伝える。
4.「今日は怒らない日」と自分で決めておく
5.相談相手を見つける
6.やってほしくないことを言葉にしない
7.「こうしてほしいな」を伝えられるようになる
8.怒ったときの記録を付ける。自分の傾向を分析し、より冷静になれるように努める。
と、こんな感じで箇条書きしてみました。
理屈ではわかっている。
でも、頭に血がのぼると、またはとても急いでいるときであったりすると、
なかなか実践できないのが現状ですよね。
全部なんてできません。
合う合わないもあると思います。
自分に一番合ったやり方を、まずは1つでいいから実践していきたいですね。
普段からやっているのは1番でした。
いろいろ思うところはありますが、2~7を心掛けつつ、
今回、私は8番目を実践してみました。
怒ったときの記録を付けてみた
怒るか怒らないかは、自分で決められるものなんですって。
だって、よその子が同じことをしても、同じようには怒れないでしょ。
怒る時って、私の場合はだいたい決まっています。
保育園へ朝出かけるとき。夕ご飯を食べているとき。眠りたいとき。
自分のメンタルには左右されるということはわかっていましたが、
それとは関係なくても、このタイミングにはほぼ毎回怒っているわけですね。
カウントしよう、と思った初日。
でもまあ、そんなに怒ってないよね。と思いながら始めたところ、自分が考えているより、大幅に多く怒っていました(@_@;)
夕食の時間。30~40分程度の間に。
せいぜい1回怒るかな… と思っていたところ、7、8回!!
記録に残してる場合じゃないほど、その日は次々にイライラしてしまっていました。
でも、気付くって本当に大事で、この気付きがなければ、反省するのもつかの間、垂れ流しに怒りをぶつけ続ける日々が続くのであることに気づいたのは、それだけでも発見で、ますます何とかしなくては。と思いました。
どおりでモヤモヤするわけです。
本来はデータをもっとためて、自分の怒りへの対策を考えるべきなのでしょうが、結局そこまではいかず…
ただ、自分が思っていたより多く怒りをぶつけていたので、もっと細かく一呼吸して、彼らに思いやりをもって誠実に対応しなければならないな、と思いました。
そこで、ただ闇雲に怒るのではなく、怒りのもとの感情(悲しみが多いかな)を、できるだけ伝えてみることにしました。
怒らない方法・3 です。
素直に聞いてくれることも増えたような気がします。
また、自分の場合は「怒りたくない」という感情から、ぎりぎりまでためて、一気に怒る性質があることに気づきました。
そこを、ため込むのではなく、できるだけ一呼吸後に怒りのもとの感情を、正直に子供に話してみることにしました。
聞こえないときもあるけど、納得してくれることも増えてきました。
怒りの原因とは何なのか。私の場合
なんでイライラするのか… 私は、自分のイライラの原因について、この文章を書くにあたり、改めて発見することができました。
それは、子供に対する期待があるからです。
いろんな情報から、そのことは知っていました。頭では。
でも、ある人のお話を聞き、それでも私の期待値が高くて、どうやらそのせいでずっともやもやしていたことにようやく気づくことができました!!(⊙o⊙)
その期待とは、出来るときもあるのに、なんでやってくれないんだろう。という気持ちです。
他人の子には、期待なんてありません。また、0歳児にも同じようには怒らない。
でも、自分の子だから、気になってしまっていた。距離が近いから、引っ掛かってしまっていたんです。
自分の子供だからといって、子供は自分の所有物ではありません。
分かってはいましたが、それでも、距離が近しい人物だというだけで、見る目が厳しくなっていっていました。
だけど、自分を顧みても、その時々のコンディションで、出来るときと出来ないときがある。
だから、幼児なんてなおさら、です。
やらないときは、何でできるのに今は出来ないのか、
その時々の本人の気持ちを汲み取って、寄り添いたいな。と思いました。
ちなみに、私の実家での育て方は、子供なのだから、両親にだけは本音が言えるようにしてあげよう。という信念で子育てをしていました。
だけどそれだとお互いがイライラして、実家にいるときは、常に口論が絶えませんでした。
でも、夫の実家は「親しき中にも礼儀あり」という言葉が当てはまる、母にもお願いするときなど敬語で接しており、私の中では「この距離感が良いなあ」と、いつも感じます。
距離が近すぎると、お互いが気になって仕方なく、休まりません。
たまに会った母と2~3日、母の実家の帰省などで過ごすと、今まで普通に話していたように思えたのに、急に怒り出してそのまま帰ってしまったりされたことがありました。
そんなことをされると、とにかく落ち込みます。
何がいけなかったのかな。やっぱりいい方かな。自分の母にとって嫌ないい方をしているらしいのです。受け取り方だって、人によって全く違う。ありえない話ではありません。
今思えば、自分にも思い当たる節がある。
イライラをためて我慢していたけど、もう我慢の限界が来て、急にものすごく怒ってしまうことが、よくありました。
「怒らない子育て」を目標にして、怒ることを我慢しているから。
でも、子供からしたら、突然切れられてもワケが分かりません。
大きな声を出されて、とにかくうちの子は泣きます。
「おっきな声で怒るの、嫌だったー!!」と、泣きます。
そして、謝ることもあるけど、謝れないこともあって。
でも、いつも「大好きのぎゅー」(ハグ)をして、仲直りしてもらいます。
そして、自己反省。自己嫌悪…
これでは、私が勝手に立てた目標の為に生まれた自分のイライラを発散させるために、子供に当たっているだけです。
今後、どうしていくか。まとめ
「怒らない子育て」なんて、そもそも無理がありますよね。
だから、もう、そんなものを目指すのはやめました。
これが間違っていた。
甘やかしすぎかもしれないけど、一人でできるときは、必ずやってくる。
構わないでくれといわれるまでは、構いたいな。と常々思っているので
(もちろん、無理な時は放置してしまうけど)
子供のことを、もっと信じてみよう。
そう思ったとき、大きなもやもや・イライラが ふっと なくなりました。
まずは自分が変わらなければいけません。
なるべくイライラせずに過ごしたい。
イライラせずに過ごすには、彼らを信じて見守ろう。
その方が、自分も笑顔でいられるのではないかと思っています。
そして、家族の笑顔も増えるであろうと思っています。
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