3歳息子の暴言に参ってしまった話。母を救った魔法の言葉とは?

育児

我が家の息子は、親の私が言うのもなんですが、本当にやさしい子です。

 

そんな息子3歳の誕生日に、ちょっとした事件がありました。

といっても、事件だと思っていたのは母親の私ばかり。

 

今回、参ってしまった私を、保育園の先生の一言が救ってくれた話をシェアさせていただきます。

目次

【3歳息子の暴言】3歳誕生日 当日の出来事。

3歳の誕生日をお祝いすべく、誕生日の一日前の月曜日、夫の父母が誕生日ケーキを買って、駆け付けてきてくれました。

 

 

そこで、アンパンマンや消防車など、息子の好きなおにぎりのバースデープレートを作成し、じじばばも居たので、その時はペロリと完食してくれました。

 

 

その翌日、誕生日当日。

朝早くにプレゼントをあげて、おそろいのTシャツを着て、金ぴかの誕生日メダル(シール)を胸に貼って、家族写真を撮りました。誕生日メダルは、うれしくて保育園にもそのままつけていきました。

 

 

保育園でもみんなに「誕生日なの!」とアピールしては、おめでとうをしてもらって、楽しい一日になった様子。

 

 

私としても、今日が当日だし、やっぱり何か御馳走を作ってあげたい!

 

 

というわけで、しまじろうプレートを作成。

泣いている娘に「ちょっと待ってね」と謝りながら、頑張って帰ってくる前に準備しました。

 

 

そして夕食の時間。

なんだか全然食べてくれず、結局その時ハマっていた動画が見たいと言い出し、手が止まる。

しまじろう以外の他のおかずしか食べてくれず。

 

 

2日続けてそんなのが出るのが初めてで、飽きてしまったのか。

 

 

それでもついつい悲しくなって、

「なんで食べてくれないの?」

と攻めてしまって。

 

 

そのうちに、息子から飛び出した言葉が、

「ママのごはんはおいしくないからもう二度と食べないの」

「・・・・・。」

あまりの言葉に、無言になりました。

 

 

そのうちに、席を立って、フラフラ、出歩いて行ってしまい。

 

「・・・勝手にして

と、がんばって小さな声で言うことしかできませんでした。

絞り出した一言は、思いやりのない一言。そして、一時、別室へ避難。

息子は大泣きしました。もう、最悪な状況になってしまいました。

 

 

これではせっかくの誕生日が台無しになってしまう。そんなかわいそうなことは出来ない!!

 

 

と、自分を奮い立たせて、戻ってきて、もうご飯は下げました。

 

 

ご飯の後は、写真スポット(我が家では毎回手作り装飾を誕生日当日に壁に作成し、たくさん写真が撮れるようにしています)で写真を兄妹で撮ったり、

お気に入りのTVを見たり、今朝もらった電車セットで遊んだりして、楽しく過ごした後、息子も娘もいつもどおり、眠りにつきました。

 

 

【3歳息子の暴言】眠れない…

その日の夜から、もはや私の様子はおかしい感じになっていきました。

 

スマホで夜な夜な子供の心ない言葉について検索したり、目をつぶっても息子のことがちらついて、

 

そんなこと言う子じゃなかったのに。

 

信頼関係、私が勝手に築けていると思っていただけで、本当は全然築けていなかったんじゃないか。

 

と、息子の言葉を思い返しては、しくしく泣いていました。

考え出すと、全然眠れず、そのまま朝になりました。

 

 

【3歳息子の暴言】誕生日の翌朝

娘出産後の育休中で会社が無かったため、息子を送り出した後、また悶々と考え、自分の母にも電話で相談してみたりして過ごしました。

 

 

話していたら、初めて娘の離乳食を忘れてしまってることに気づきました!!(;゚Д゚)

いろんなところに弊害が出て、私って本当に脆いなあ、と落胆しました。

 

 

保育園の連絡帳にも、こんなことがあってくじけていると記入したところ、夫が保育園の先生に「お母さん大丈夫ですか?」と聞かれたようで、帰宅後夫に「全然気づかなくてごめん」といわれました。

 

 

そして、翌日、お迎え前に先生に相談してみることにしました。

 

【3歳息子の暴言】保育園の先生に相談。保育士が教えてくれた魔法の言葉

息子のお迎えの少し前に、担任の先生と、副園長先生と別室で少しお時間を拝借しました。

 

話していたら泣きそうになって言葉に詰まりました。

こんな自分の状態に、びっくり。

 

信頼関係が築けてなかったのではないかという私の質問に、副園長先生が

 

「お母様は息子くんのことを本当によく見ていらっしゃっていて、息子くんもお母様が大好きだというのは本人からも聞いていますよ」

と、切り出してこられ、

 

「今、子供たちのクラスではんたいのことばを言うのが流行っているんですよ」

 

と、教えていただきました。

 

思っていることと反対のことばを言うのが、2歳児クラスでは流行っているというのです。

 

 

確かに、今の子供たちに共通した一次イヤイヤ期の特性だ、と気づきました。

 

そうか。傷つきすぎて、そこ見落としてた!

ついつい本当に思っていることだと受け止めてしまったけど、まだまだ息子は小さくて、何を言ったら周りが傷付くかまで考えられないんだ!!

 

見る見るうちに、気持ちが晴れていきました。

 

 

「お母様が、一生懸命作ったのに、そんなこと言われて悲しかったことは伝えたほうがいいですよ。」

 

 

そんな助言をいただき、帰ってきてから息子に、早速自分が様子がおかしかったことについて、謝りました。

 

 

気が付けば、そのことがあって以来、息子にどう接すればいいのかわからなくなって、よそよそしくなってしまっていたのを息子はいち早く察知し、なんだかいつもよりベタベタしてきてくれていました。

 

 

息子も情緒不安定な母に戸惑っていたのだと思います。

かわいそうなことをしたなあ。

 

 

【3歳息子の暴言】後日、児童館でママ友も救われる

育休中にできたママ友に、同じく2歳差の男女を育てているママがいて、

思わず先日保育園で教えてもらったことをお話ししました。

 

 

やっぱり、ご飯をまずいと言われることがあるようで、

なるべくご飯も手抜きをして、息子さんのその言葉については無視しているといっていましたが、

話を聞くうちに、もうすでに心が楽になったといわれました。

 

 

2歳差で男女の子供がいると、少なからず似たような状況にはなるよね。

それにしても、このママ友も一瞬で救われて、すごい言葉を知ることができたと改めて感動しました。

 

 

もちろん、うちはご飯まずいとかは言わないなあ。というママもいました。

 

 

でも、苦しんでいるママに、魔法のことばだなあ。と思ったため、今回シェアさせていただきました。

 

やっぱり、育児のプロが傍にいるのは、心強いです。

 

【3歳息子の暴言】その後。まとめ

それ以来、息子はご飯がおいしくないとか、お母さんが傷つきそうなことは言わなくなりました。

 

ただ、息子の傾向としては、小おにぎりなら一口で食べられるけど、少し大きめのおにぎりだと一気に口に入れて苦しくなってしまうし、大きなキャラ弁のようなものを作っても、「これ、どうやって食べるの?」と聞いてきたりして、結局手をつけないことになるということもわかってきました。

 

それともう一つ、息子のしたことで、こちらが何か傷ついたり、悲しかったことは、しっかりと「〇〇されて、こんな気持ちになった」ということを都度伝えて、

 

 

自分がされたり言われたりしたら嫌なことは、したら悲しいんだよ、悲しかったよ。

しないようにしたいな。

 

 

と、できるだけ説明しています。

 

 

娘には、そこまでできているだろうか。

いやいや、ここからだ。

 

 

と、日々振り返りながら、だんだんとよくなれたらと思っています。

 

 

息子は、おかげで、やっぱりとっても優しい子に育っています。

ああ、信頼関係が築けていて、本当に良かった。

 

 

しゃべり始めて少し経った程度の小さな子だもの。

こう言ったら、相手はどう受け取るのかなんて、まだわからないよね。

 

 

でもそんな簡単なこともわからず、ただうろたえてしまうことって、あると思います。

 

 

そんな時は、この魔法のことばを思い出します。

 

 

現在、息子に対しても、2歳の娘が「お兄ちゃん嫌い」とか、何やら心無い言葉をぶつけてくることがあります。

 

そんな時には、息子にも、「今娘のクラスで、はんたいのことばを言うのが流行ってるんだって」

 

と教えてあげてます。

 

 

娘はいつもお兄ちゃんが一番好きなので、きっと優しい息子も傷ついてしまうと思って、その言葉を教えてあげたら、

 

「いま娘のクラスではんたいのことばを言うのが流行ってるんだよねー」と、何か暴言を吐かれるたびに、息子のほうから教えてくれます。

 

 

喧嘩になることもあるけど、この言葉を知っていて、ああ、よかった。

 

と思う日々です。

 

 

誰にでも使える言葉なので、ぜひ活用いただけたらと思います。

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