子供の飛び出しはなぜ起こるの?我が家の対処法。-幼児編-

育児

子供は感情や衝動で生きている生き物であるため、個人差はありますが、少なくとも3歳頃までは、道路の飛び出しなどにはどうしても注意が必要ではないかと思います。

 

特に2~3歳は、興味があるものが道路の先に落ちていたら、猪突猛進で、周りのものが見えなくなっています。そうなったとき、彼らには車道も歩道も区別がつかなくなるため、保護者の注意はもはや義務であるといえます。

 

 

私も日頃から注意をしていますが、今回は体験談について書いていこうかと思います。

 

 

目次

【子供の飛び出し】息子1歳。初めて交通事故の恐怖を覚えたとき

初めて怖い、と思ったのは、私が娘の妊娠3~4ヶ月、安定期に入る前のつわりの時期でした。

 

 

保育園から帰る時、なかなか自転車に乗りたがらない1歳息子がふざけて逃げ回り、駐輪場で追いかけっこになってしまいました。

その日は雨で路面が濡れており、ちょろちょろ逃げ回る息子を追いかけてすってんころりん!

 

派手に尻もちをついて転び、すぐに起き上がれなくなっている隙に、息子が車道に出て徐行してきた大型トラックに並走してよちよちと歩きました

あわてて一緒に歩いて、連れ戻しました。

 

 

奇跡的に無傷でしたが、恐怖で、ショックで、その日は初めて息子に怒鳴りました。

雨の中、前の座席に乗せた息子に怒鳴りながら、大泣きしながら帰宅しました。

 

 

同じ保育園の保護者ともすれ違いましたが、人目をはばかる余裕もありませんでした。

私が手を放してしまったら、大事な大事な小さな命は簡単に奪われてしまうんだと、身をもって知った出来事でした。

 

 

息子1歳飛び出し後、保育園の園長先生の温かい対応

あまりにも衝撃で恐怖な体験だったために、次の日の連絡帳に、事故一歩手前であったことを記入したら、担任の方が園長先生に報告してくださって、帰りに息子を自転車の椅子に乗せるまでを、しばらくの間毎回手伝ってくださることになり、見守って下さるようになりました。

 

椅子にすんなり座るように誘導の仕方などを教えていただいて、それからは事あるごとに、保育園に相談するようになりました。

 

 

息子も次第に椅子を嫌がることが減り、安定期に入って少し経ったところで補助していただくのを終了することができました。

 

 

【子供の飛び出し】息子3歳、また道路に飛び出した!

最近はますます元気になって、自由に動き回る4歳息子ですが、3歳の時、私の両親が遊びに来てみんなで買い物に行こうというときに、母に仕事の電話がかかってきて、出発が遅れました。

 

1歳娘を滅多に乗せないベビーカーに乗せて、父に押してもらおうと玄関でもたついている間に、長男が待ちきれない様子で玄関のドアを押し開けて、マンションのエントランスのほうまで走って行ってしまいました。

 

 

娘を父に頼んで息子をあわてて追いかけると、エントランスを超えて正面玄関を超えて、マンションを出てすぐの車道に飛び出していました!!Σ(゚Д゚)!

 

 

ぎゃーーー!!!と驚いて、あわてて呼び止めて手をつないで一緒に歩きましたが、その時にはたまたま周囲に車や自転車が来ておらず、助かりました。

 

 

いつもは私と子供2人のため、口を酸っぱくしてみんなで出発するのですが、自分の両親が来ていたことで気が緩んだ時に起きた事件だったので、自分の子供は自分しか守れないんだということを肝に銘じて、気を引き締めなおすきっかけとなりました。

 

 

息子は3歳になって、いつの間にか力が強くなっていた

うちのマンションはオートロックでセコムも入っていて、ドアも重たいのですが、出発するときはドアの内カギの開閉や、帰ってきたときの開閉も、夫と一緒の時は息子が行っているようで、カギを外から開けるのは身長の関係で一人ではできませんが、中から開けることは一人でもできるようになっていて、下手をすると一人で外に出ることはできるようになっていました。(恐怖!)

 

 

でも、最近は「お母さんがいいよというまで開けないでね」とお願いしています。

 

 

それを伝えておくだけで、早く出たそうにうずうずした状態で、いつも玄関で待機してくれます。もちろん、「まだあ?」「もう開けていい?」と何度も聞いてきますが。

 

 

現在息子4歳。驚きのうれしい成長

息子は、今4歳です。気が付けば、かなり何でもできるようになってきました。

 

 

私は自分の保護者能力が心配だったので、買い物は週1回、外出も最低限で済ませて、お出かけは基本自転車で移動できる範囲で児童館か、公園。電車に乗るような遠出は夫が一緒に休みの時にたまに行く程度にしていました。

 

 

ですがこの前、夫が保育園お迎えの時に自転車のカギを忘れて、徒歩でお迎えに行ったと聞きましたo((⊙﹏⊙))o.

 

 

うちから保育園まで大人の足で片道12分程度、子供と歩くと30分位かかります。

 

 

以前、娘の育休中に夫に娘を見てもらい、雨の日などに傘が差したい息子とたまに歩いていくことがありましたが、坂道もあり、普段歩かせていないせいか、結局途中で抱っこになって、体力的にきついことが分かっていたため、自転車は必須アイテムでした。

 

 

どうやって帰ったの?!と聞くと、娘とは手をつないで、息子は傍を注意しながら絶対にそばから離れないように歩いてもらったようです。

 

 

息子は注意深く歩くだけでなく、自転車や車が来るたびに、「自転車来たよ!」「車が来たよ!」と、夫と娘を道路の端にかくまって、守ってくれたようです

 

 

娘も家までほとんど歩けたようで、みんな頑張りました。

 

 

本当に聞くだけでゾッとしてしまうし、私にはまだ出来ませんが、みんな本当にすごいなあと思いました。

 

 

余談ですが、前まで信号の青を必ず「緑だよ」と訂正してきていた息子でしたが、今回お家まで歩けたときには「青になったよ」と教えてくれていたそうです。

 

 

保育園のお兄さんお姉さんの影響も大きいのではないかと思っています。きっとそういう風に教えてもらったんじゃないかな。やっぱり、保育園はかなり助かっていますね。

 

 

息子たちの通う園は、3~5歳児は異年齢保育となっているので、息子の妹に対する面倒見もかなり良いです。園庭で出会うとよく息子が娘と遊んでくれているようです。

 

 

妹は、僕が守るからね」といつも宣言してくれます。

 

 

【子供の飛び出し】普段から気を付けていること

基本的には、外では手をつないで大人は道路側を歩き、なぜ危ないのか、車にぶつかると大けがを負ったり、死んでしまうことだってあるということを教えながらだんだんと認識が深まっていくものだと思います。

 

もちろんたまに歩くときには勢いよく走ってくる車を指して言い聞かせますが、普段あまり外歩きしないので、絵本などで教えたり、あとは保育園で教育してもらうというのが現状我が家では精一杯なところです。

 

 

「走って行っちゃったら危ないよ。道路に飛び出して、息子が車にぶつかって大けがをしたり、死んでしまったらお母さん泣いちゃうよ。

 

とっても悲しい気持ちになるし、息子だって痛くて苦しい思いをしちゃうかもしれないよ。みんなが悲しくなっちゃうんだよ。だから、走って道路に飛び出さないでね。」

 

 

と、こんな感じでしょうか。息子はしっかりお話すると、納得して聞き入れてくれることが多いです。

 

 

車道が目の前の場所で自転車から降ろさなければいけないときは、必ず息子に娘の手を繋いでもらっています。

 

 

逃げられちゃうときは、母が追いかけますが、娘も「お兄ちゃん大好き」と、だいたいいうことを聞いてくれています。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

日々、親子で信頼関係を築いていくことが大事なのではないかと思います。

 

 

実際、ワンオペで子供を2人や3人連れて、電車に乗ったり新幹線に乗ったりしたという話も聞きますが、私にはまだその勇気はありませんし、そこまでして移動したい用事もありません。

 

 

ですが、母が思っている以上に息子が成長してくれていることも感じます。

 

 

日々、言い聞かせることは大事なことだと、たくさんおしゃべりしてもっともっと信頼を深めたいと、常々考えています。

 

 

いつも自転車なので、まずは自分がお手本になって交通ルールを守るということを気を付けながら、子供たちを守り、そこから少しずつしめしていけたらよいと思っています。

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